楽しかった

昨日は案の定疲労のピークで夕方6時に寝たまま今日の9時まで起きることがありませんでした。それにしても久しぶりの筋肉痛は階段の上り下りを困難にさせます。しかし達成感の象徴でもあるのでしばらくはこの痛みと付き合っていきたいです。

こんにちは。

冒頭でも書きましたが、筋肉痛の原因はハーフマラソンです。昨日は午前中に大会に参加しましたが、天気があまりにも良すぎて少し暑いくらいでした。

自分が参加した大会はリレーの型もあり、距離も短いものが細かくあったので小さな子供からあらゆる年齢層の方が参加していました。

久しぶりにこういったイベントに参加してみて「そうそう、イベントとはこういう賑わいがなくっちゃ」と改めて思いました。

時間が経つにつれ緊張し始め、ハーフといえど最後まで怪我なく走れるのかなとか満足のいく走りができるのかななどと考えていました。スタートというものはあっさりと始まってしまうもので、気づいたらスタートラインに立ち、気づいたらもう走り始めていました。

まずは1時間50分のペースメーカーさんに合わせて走ってみるか、と思い、すぐ後ろを走っていたのですが、意外と速く、「あれ、こんなペースだっけ？」と感じてしまい、序盤は若干自分のペースを乱されました。

仕方なく追うのはやめて、スロースタートである自分の特徴を思い出し、後で追い抜けるような距離に入れるように後ろに戻り、落ち着きを取り戻しました。

5キロあたりから体が温まり、コースとの接触した感じも覚え、まず最初のギアを上げました。既に1時間50分のペースメーカーさんは射程圏内に入り、10キロに入って追い抜くという感じを得ると同時にテンションを上げてさらにギアを上げました。

15キロまでは気持ちをどう保つかで弱い自分と戦っていました。いかに今のペースを維持できるか、サボり癖のある自分にとってはこの勝負が1番酷でした。

しかし、今日は時間の進みが早く感じ、周回コースであった今回は気づけばもう最終周でした。あと一周を同じペースでいけば念願の105分切りが達成できると思った瞬間一気にもう一段階ギアが上がりました。

走行中は音楽を聴いていたのですが、この大事な場面でイヤホンからはUVERworldのPRAYING  RUNが流れました。正直気持ちはもう「止まって休憩したい」の一心でした。そこで聞こえた以下の歌詞にまた救われました。

努力をせずに夢が叶った人と努力をしても叶わなかった人。例え僕は叶わない人だとしても、この足を止めはしないだろう。いつか誰もが驚くような奇跡がこの身に起きたとしても、きっと僕だけは驚きはしないだろう。起こるべき奇跡が起きただけさ。

最高でしたね。タイミングもあってものすごく心に響きました。結果そのまま勢いを保ってゴールすることができました。念願の105分切りも達成し、マラソンの楽しさを垣間見た瞬間でした。まあ、その後の内臓疲労はものすごくしんどいですが…笑

今回、多くの大会の中止が相次ぐ中、決行していただき本当にありがとうございました。また、受付や給水でのスタッフの方々の支援にも感謝の意を表します。