院試について3〜過去の生活〜
外は涼しいのに大学の校舎の中は暑すぎて服装を暑い方に合わせないといけないのがこの時期です。早まって秋服を着ると校舎内で汗だくになってしまうという思考回路も得られた経験です。
こんにちは。
さて、2年次になりました。自分がこの年に自分がやりたいこととして「プライベートを充実させる」ことでした。すなわちヲタ活ですね。乃木坂と欅坂のイベントにできるだけ参加してやるという意気込みで春学期を迎えました。
しかし、大学生である以上、第一は勉強です。自分の家庭はプライベートに関しては「やることさえやっていれば何をしてもいい」という簡単そうで意外と難しいルールがありました。
ここでいうやることはもちろん勉強な訳です。前回と関連させるためにもここでの自分の意識としては「やりたいことをとことんやるためには勉強して結果を出せばいい」というものでした。それほど当時の自分はイベントに参加したかったのです。
そのおかげで2年生では初っ端からきちんと勉強することができました。そして同時に履修している科目の(interesting的な)面白さに気づくことができるようになりました。また、分からないことを積極的に先生に聞くようにもなり、分からないことをそのままにしておかずその時間内で理解するようにしました。
この効率の良さは試験間近になって実感します。試験勉強をする際に前に遡って見直すと思いますが、あらかじめ理解度を高めておけば問題を解く時間に多く割けられるからです。
ちなみに先生たちは質問する学生には非常に丁寧に対応してくれます。忙しいから無理だとは言わず、分からなかった部分を一から教えてくださったり、追加情報も時には頂くこともありました。
一方、プライベートではライブの抽選にもたくさん当選することができ、夏休みの計画をどんどん埋めていきました。こうなると自分は止まりません。夏休みのことを想像しながらひたすら今やるべきことに集中しました。
そのおかげで中間、期末と爆死することもなく全科目において「優」以上を取ることができました。そしてイベントも大いに楽しみ、気持ちよく帰省することができました。
一度こういった経験をするといいループが出来上がります。別にイベントのためとは言わなくても授業への姿勢は確実に変わるようになりますし、勉強の仕方も確立していきます。
ですが、大学生は試験の後は長い長い休みがありますからやはり予定を充実させてやる気を上げるのはよくあることだと思います。
研究室配属や院試に成績が必要だと分かったは2年の秋学期の途中からでした。配属はともかく院試はギリギリ引っ掛かるかどうかの成績だと勝手に思って気を抜くことなく秋学期も無事に終えました。
そして3年生では、周りの雰囲気が若干変わっていたことに気付きました。みんな少しずつ成績について意識していたのでしょう。この年でも自分のスタイルは変わらず、休みの予定を埋めていき、やる気を上げ、授業ではより一層質問して理解を深めました。
このスタイルでも敵わない科目はありました。例えば、授業では試験に出なそうな(というか試験に出しづらい)内容を全ての時間に費やし、過去問もないような科目は対策の施しが無かったです。後で知ったのですがその科目はハズレ枠だったそうです。
まあそれでもなるべく分からないところを少なくして臨んだことで落とすことなく、卒業に必要な単位を全て取ることができました。
GPAに至ってもインフレを起こすことに成功し、無事推薦入試の受験資格を得ることができました。ここに関してはぶっちゃけ運もあります。しかしきちんと諦めずにやったからその運を味方にできたと思っています。
研究生活になれば研究のために勉強をするべきですが、1〜3年生の時点では全く想像できないので、どんなものであれ、目の前にやる気を起こさせるよな予定や目標を立ててそれに向けて勉強していけばいいと思います。
この期間にやっておけばたとえ一般で他大学の院を受けようとしたときに復習の時間が圧倒的に減ります。試験後に全て忘れる現象は起きますが、また日を置いてテキストを開くと腑に落ちるスピードが最初より早くなっているので大丈夫です。
次回は、4年から院試に至るまでを綴っていきます。コロナ禍1年目なので同じことが来年も起きるか分かりませんが一応今年はこういう風になりましたよという感じで読んでみてください。